文庫

こないだもらった図書券で、夏目漱石の「草枕」「硝子戸の中」と田山花袋の「蒲団・重右衛門の最後」を買った。夏目の2作品は中学くらいからずっと読もう読もうと思ってて結局読んでなかったヤツで、田山花袋のは突発的に買った。早速さっき現代行政法の時間に草枕を読んでいたんだケド、その中になかなか良い一文があった。
「世に住むこと二十年にして、住むに甲斐ある世と知った」
なるほどねー。でもなんかこれ孔子の「十有五にして学に志す」みたいな感じだね。「十有五…」で思い出したケド、安政の大獄吉田松陰と一緒に処刑された福井藩士の橋本左内って15歳の時に「啓発録」っていうすんごぃ語録を書いてるんだよね。尊敬するわー。アビーの自己紹介号の尊敬する人んとこ、マジメに橋本左内って書いとけば良かった。結局「荒木さん」とか書いちゃったけど。